昨日は東海道五十三次の関宿の深川屋さんの銘菓関の戸をいただきました。江戸時代から東海道の銘菓として有名だった関の戸はやはりおいしかったです。
今日は東海道の知立(池鯉鮒 ちりゅう)の名物 大あんまきをいただきました。
焼き皮にまかれているのは桜の餡でした
一号線を車で走り知立に入ると広い駐車場のある藤田屋さんがあります。お食事をして、そのあとでお土産に大あんまきを購入したりした思い出があります。
いまは、一号線沿いにある本店で購入する機会はなくなりましたが、知立名物として有名な大あんまき。名鉄の知立駅や名古屋駅で比較的購入しやすいおいしい和菓子です。時々出張販売でも見かけることがあります。やっぱり昔から人気のある知立名物大あんまきです。大あんまきというだけにボリュームもあり、一ついただくと満足できます。これは二人くらいでシェアするくらいがよいのかもしれませんが、食いしん坊にはそれができませんね。
今回、店頭で桜の餡のあんまきが売られていました。私は桜の餡のあんまきを初めてみましたので、定番の小倉と一緒に購入しました。いつもは小倉と白餡をセットで買うことが多いです。ちなみに抹茶餡もおいしいです。
桜の餡は季節限定の商品なのかもしれませんが、通年でいただきたいなと思えるおいしさでした。塩味を利かせた桜の餡は大あんまきの焼皮をいつもと違う風味にして楽しませてくれました。
ちょっと濃い目に淹れたコーヒーと一緒にいただきましたが、コーヒーと桜あんの大あんまきの相性が良いように感じました。コーヒーは先日の名古屋ウィメンズマラソン開催の日に桜通の東桜にある加藤珈琲店で購入した春のワルツと命名されたブレンドです。
私は大あんまきは温めたミルクといただきたい派です。子どものころから牛乳と一緒におやつの大あんまきをいただいていた思い出がよみがえってくる感じがします。
伊勢物語 かきつばた 在原業平
大あんまきを二つ購入したら、かきつばた色の箱に入れてくれました。
在原業平が句頭に「かきつばた」の5文字をいれて詠んだ「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」(伊勢物語)にあるように、三河八橋はかきつばたで有名な地です。名鉄「三河八橋」駅より徒歩約5分のところにある無量壽寺は史跡八橋かきつばたまつりの行われるゴールデンウィークはたくさんのかきつばたファンでにぎわいます。
グラン巻 名古屋グランパス スタグル
藤田屋さんのあんまきにグランパス君の焼き印が施されてグラン巻という名前がついているスタジアムグルメが有名です。
以前に名古屋グランパスの選手時代の藤田俊哉さんとおなじ苗字だからという理由で、藤田屋さんがグランパスのスタグルとしてあんまきを販売することに決めたという話だったと思います。本当でしょうか。藤田俊哉さんが選手として名古屋に来てくれた時はうれしかったですね。
地域密着のjリーグですから、地元企業がスタジアムグルメを提供していただけるのはうれしいことです。サッカーを見るだけではない楽しみがスタジアムにはありますね。
名古屋グランパスは和菓子屋さんと縁があります。青柳総本家さんとはパートナー契約をしていて、以前アウェイサポーターにおもてなしのういろうを配っていたことがありました。ほかにも瑞穂通商店街の山田餅本店さんはグランパス応援企画でスタジアムの活性化に一役も二役も貢献されています。