水羊羹おいしいですね。花桔梗さんのおいしい水羊羹をいただきました。
花桔梗さんの水羊羹
水羊羹は美しいこし餡が口の中で溶けていくときの香りが涼しさを感じさせてくれます。冷やしていただくまさに夏の涼菓です。この青竹筒の容器はちょうどよい大きさで、ほかの和菓子屋さんでもよく使われています。
この花桔梗さんの水羊羹もこし餡の涼しい香りが美味しいです。暑さに体力を奪われたなと感じたときに水羊羹は元気の素になってくれます。
深みのある淡いこし餡の色合いという表現はおかしな気がしますが、こし餡の魅力はくちどけのなめらかさを想像させる淡さと、上品になりすぎない餡の濃さにあるような気がします。花桔梗さんの水羊羹は上品なのにそれを強調しすぎないところが親しみやすさも感じさせてくれます。
菓匠 花桔梗さん
花桔梗さんは本店にも邪魔したこともありますが、名古屋栄三越やジェイアール名古屋タカシマヤといった大きなデパートに出店しているイメージが強い老舗和菓子屋さんです。今回はジェイアール名古屋タカシマヤで購入しました。
最近、名古屋城のそばにある名古屋能楽堂にも蓬左<hōsa>という新しいお店を出されています。元気な和菓子屋さんが多い名古屋ですが、その中でも活気があって、目を離せない和菓子屋さんです。蓬左のホームページに花桔梗さんの紹介がありました。
愛知県名古屋市の和菓子店。そのルーツは、約400年前、尾張藩の初代当主である徳川義直公から尾張藩主御用菓子司に任ぜられた桔梗屋にさかのぼります。伝統を守りながら、和の豊かさと洋の味わいが出会う革新的な和菓子づくりに積極的に取り組みます。
フルーツをふんだんに使用する和菓子屋さんのイメージが強い花桔梗さんですが、歴史がある和菓子屋さんなのですね。