梅雨の晴れ間となった一日、覚王山駅の4番出入口の真横にお店を構える不老園さんに行きました。
今の季節は、水無月をいただきたくなります。健康で過ごしたいからというのもありますが、そういった理由をつけて単純においしい和菓子をいただきたいというのもあります。水無月にもしろやくろ、抹茶などいろいろなレパートリーがあって楽しいです。
覚王山の御菓子司不老園さん 覚王山の縁日
覚王山周辺にはおいしい和菓子屋さんがたくさんあります。
今回訪問しました覚王山門前餅で有名な不老園さん、いつも売り切れてしまうほどに人気の鬼まんじゅうで有名な梅花堂さん、参道に移転してきたばかりのおちょぼで有名な万年堂さん、それから少し坂道を下って椙山女学園の方向に進んでいくと芋けんぴの花火で有名な吉芋(きちいも)さんなど、そのほかにもみたらし団子のお店などもあります。
不老園さんの創業は江戸時代の嘉永元年だそうです。西暦ですと1848年。現在は5代目になるそうです。とても歴史のある和菓子屋さんです。
毎月21日の覚王山日泰寺の縁日である弘法さんの日には参道に出店されていて、覚王山の賑わいにも大いに貢献されている和菓子屋さんです。縁日に和菓子は絶対に欠くことができません。
不老園さんで接客をしてくださる店員さんが気さくでいつも優しい接客をしてくださいます。こころ温まる接客に感謝です。いつもありがとうございます。
不老園さんのみなづき
少しだけ冷やしてもおいしいです。購入時に店員さんからそのような情報をいただいたので、食べる前に少しだけ冷蔵庫に入れて冷やしてみました。でも冷やしすぎると色が変わってしまうから気を付けてねということでした。
冷やしてみたらおいしかったです。ういろうは常温でいただくものとばかり思っていましたので、少し意外でしたが、少しだけならもちもち感が失われることもなかったです。
最近は大手の和菓子屋さんからも冷やしういろうという商品が売られています。冷やして食べることを前提に作られているういろうもあるようです。和菓子も少しづつ変わってきているのですね。少しづつの変化の積み重ねが、いつの間にか大きな変化になっていることもしばしばあることだと思います。とか、そんなことはともかく、おいしく冷えたみなづきをいただけたことに感謝です。
これで健康に過ごすことができそうです。
また、月末には水無月をいただくと思いますけど、飽きることのない和菓子ですから、いくつでもいただいてしまいます。
とってもおいしかったです。ごちそうさまでした。