ういろ それとも ういろう 外郎 それとも 外良 ついにWillowsとまで
ういろと呼んだりういろうと言ったり。大須に店を構える大須ういろさんと青柳総本家さんの青柳ういろう。東区泉のもち源さんのところは煉りういろう、中区葵の菊屋さんのはういろ、中区栄の雀おどり総本店さんのはういろ、熱田区の餅文総本店さんのところはういろと呼んでいますね。伊勢の虎屋ういろさんのところはういろです。
ここまでブログに登場いただいた物の呼び方をまとめてみます。
ういろと呼ぶところは①大須ういろさん②菊屋さん③雀おどり総本店さん④餅文さん⑤虎屋ういろさん
ういろうと呼ぶところは①青柳総本家さん②もち源さん
ういろが今のところ多数派のようです。
漢字であらわすと外郎とか外良と書きますね。
青柳総本家さんは紅茶にあうういろうWillowsを販売しています。もう英語ですからね。アイデアいっぱいな青柳総本家さんの最近の人気ういろうはスライムういろうです。発売開始と同時にすぐに売り切れの状態です。かわいいういろうですね。
虎屋ういろさんの花見ういろ
今回いただいたのは虎屋ういろさんの花見ういろ。下の層に春緑の桜葉ういろ。上の層は桜色のういろが白いういろの中に咲いています。虎屋ういろさんのショーケースにはいろいろな趣向をこらしたういとが並んでいますが、今の時期はこの桜の花がちりばめられた花見ういろは鮮やかで目を引きます。
虎屋ういろさんの生ういろはもっちりとしていて、切り分けるのも楽しい時間です。もちろんいただくとそのもっちりとした食感がおいしいですし、甘さの淡い感じが美味しいおやつをいただいているなあ、幸せだなあという満足感につながります。
この花見ういろの販売期間は3月24日から4月19日までだそうです。お花見の時期だけに用意されたういろなのですね。
伊勢名物 虎屋ういろ
伊勢名物の虎屋ういろは大正12年創業だそうです。昭和13年にういろ専門店となるまではいろいろな和菓子を製造販売していたそうですね。今では35種類ものういろがあるまでになった歴史のある虎屋ういろさんです。シューケースにはいつ伺ってもたくさんの種類のういろが並んでいて、ういろの可能性の広がりが楽しいですね♪
普段は白や抹茶のういろをいただくことが多いのですが、季節のういろもたくさんあって選ぶ楽しさがあります。どれををいただいてもおいしいですね。
商品を入れてくれる袋にデザインされた黄色と黒の虎模様の虎の画がひらっぺったくてかわいらしいですね。登録商標ですね。丸い目をしたトラは笑っているようです。愛嬌抜群の画です。
左前脚の横に「や」と添えてあるのもユニークな構図で秀逸なデザインだと思います。毛筆で書かれた虎屋ういろの書体も力強いのにさらりと力が抜けているような不思議さです。「伊勢」の文字がゴシック体なのも余計に不思議なバランス感覚です。どうしてこれでバランスよく収まっているのでしょうか。天才のお仕事のように感じます。
虎屋ういろさんのネットショップではましろようさんがデザインしたオリジナルエコバックやトートバックも売られています。こちらもかわいらしいですね。
夏に向けてTシャツとかも販売されるのでしょうか。
暖簾の白黒バージョンも楽しいですし、いろいろアイデア溢れる商品が発売されるといいなと思います。