第93期「ヒューリック杯棋聖戦」5番勝負第4局が、2022年7月17日(日)、名古屋市中区大須の亀岳林万松寺で開催され、藤井聡太棋聖の勝負おやつとして鯱もなかが選ばれましたね。青柳総本家さんのケロトッツォとのコンビが話題になっていました。
9月11日にEテレで放送されたNHK杯の藤井聡太さんと伊藤匠さんの対局を見届けてから、鯱もなかを購入したくて大須観音に向かいました。
元祖鯱もなか本店さんは大須観音駅から松原方向に少し歩いたところにあります
大須観音駅から名古屋のスケートリンク場の西大須交差点を越えて少し歩いてお花市場の報に入ったところにお店があります。3番出入口から歩いて5分ちょっとぐらいでした。日曜日の昼間でしたのでお花市場は閉まっていました。
エポーラールという洋菓子店と和菓子の鯱おなか本店。フランス語で鯱という意味だそうです。
創業明治40年、110余年の歴史がある老舗菓子店さんです。名古屋城の金シャチを模したもなかが名古屋土産として有名ですね。ですので、鯱もなかをJR駅の売店で購入していただいていたのですが、今回は大須観音の本店で購入いたしました。
鯱もなか 藤井聡太さんの勝負おやつ
鯱もなかは鯱の形をしたかわいいもなかです。餡子がもなかの種と相性が良くておやつにぴったりなおいしさです。
名古屋を代表する観光名所名古屋城の象徴である金のしゃちほこをイメージした和菓子ですので名古屋土産として重宝がられるのはよくわかります。そのうえ、あんこ好きにとって、たまらなくおいしいもなかですから、永く愛されているのは当然ですね。
ですが、コロナ禍で大変だったときには廃業することも考えにあったそうです。今、おいしく鯱もなかをただけることに感謝したいです。
包装紙にデザインされた鯱もなかの文字が楽しいですね。包装紙をよく見るとたくさん鯱の絵が描かれています。
かわいい包装紙を開けると鯱そっくりのもなかが現れます。もなかのサイズ感がおやつにぴったりです。この餡にぴったりなもなか種の風味です。おいしいです。コーヒーとも煎茶ともよく合います。
お店には棋聖戦を記念した万松寺の御朱印が飾ってありました。実は同じ御朱印を私も持っています。
以前、名古屋対局の時に有名になったぴよりんはあまり知らなかったので、ピンとこなかったのですが、鯱もなかとケロトッツォは大須関連で知っていたので、私も盛り上がってしまいました。藤井聡太さんの勝負おやつに選ばれるとYahoo!ニュースにもなりますので、大変だと思います。自分も知っているおやつがニュースで取り上げられると私もうれしくなります。
万松寺は大須商店街のアーケード街にあるのでいつもにぎわっています。ちなみに万松寺のお隣にあるうどん屋さんの味噌煮込みが美味しいです。勝負めしに選ばれていました。
金しゃちパイ
金しゃちパイもいただきました。こし餡、栗入り白餡、アップルの三種類ありました。
アップルが気になって三種類のうち、私はアップル味をいただきました。
金シャチの形がわかるようにパイを焼くのは難しそうですが、確かに金シャチに見えますから、すごいですね。食べておいしい、見て楽しいとはこのことですね。
味噌煮込みうどん 互楽亭
鯱もなか本店での本日のお買い物を済ませてから、空いたころを見計らって西大須交差点のそばにある互楽亭さんでお昼の味噌煮込みをいただきました。
西大須の大須スケートリンクがそばにあります。互楽亭さんはスケーターのおなかを満たしていたようで、店内には世界的に有名な日本を代表するスケーターのサインが飾られていました。オリンピックのメダリストのサインもありました。お店のメニュー表にはまおちゃんチャーハンという気になるメニューもありました。
私は味噌煮込みを注文しました。ぐつぐつ言っている味噌煮込みが大好きです。
今回の味噌煮込みもおいしくいただきました。味噌煮込み最高ですね。
大須観音と万松寺を見学しました
胃袋を満たした後、大須の商店街に向かいました。まずは大須観音です。何度も参拝していますがいつ来ても楽しいところです。この日もハトは元気でした。そして、賑わいも戻ってきたように感じました。
商店街を突き抜けて歩みを進めまして、次は万松寺です。
最近は将棋のタイトル戦の対局場になることがありますね。対局のある日は対局者の思考の妨げにならないように静かにするそうです。たしかに、長考に沈んだら1時間でも2時間でも構わず考え続けるような棋士にとっては、商店街の普段のような賑わい方ですと真剣勝負の対局の妨げになりそうです。対局場を提供する万松寺さんには、私にはわからないようないろいろなご苦労がきっとあるに違いありません。
矢場とん 矢場町交差点
せっかくなので矢場とんのぶーちゃんにご挨拶をしておくことにしました。
こんなところにドアラがいました。
ポーズの決まったブーちゃんです。