伊藤忠兵衛さんが創業した美濃忠さん。今の地図で名古屋丸の内が創業の地だそうです。江戸時代 安政元年っておよそ170年ほど前ですね。江戸時代から続く和菓子屋さんと聞いただけで、恐れ入ります。
川口屋さん、餅文総本店さんもそう、もちろん両口屋是清さんも、当時の人が好んでいただいていた和菓子を私もいただくことができる。和菓子をいただくということは、おいしいとか、落ち着くなとか、楽しいなといった感情以上に、実はとっても素晴らしい経験なのだと思います。
美濃忠さんの銘菓 雪花の舞
丸い姿が愛らしいです。紅白の二つがちょこんと並んでいると余計にかわいらしく大切に思えてきます。
すこしふわふわとした感じがするのは、表面に細かい粉砂糖がまぶしてあるからですね。少しキラキラしているのも上品さをプラスしています。
紅白で並べていただきましたが、ぺろりといただけました。餡が黄色をしています。黄身餡というものですね。紅白まんじゅうのイメージを少し裏切られますが、そもそも表面の粉砂糖からして、紅白まんじゅうとしては独創的な存在だと思います。
名古屋銘菓のお土産にも最適
美濃忠さんは丸の内の本店だけでなく、名古屋の栄や名古屋駅(名駅:メイエキ)のデパチカでも購入できます。
購入しやすいというのはうれしいですね。名古屋銘菓としてお土産にしたらきっと喜ばれると思います。
丸の内の本店は円頓寺商店街の近くにあります。立派なお店ですので、入るのに少し勇気が必要でしたが、入ってみれば、おいしそうな和菓子がずらりと並んでいて楽しい空間です。
せっかくでしたら、本店まで足を運んで購入されると余計に幸せな気持ちに浸れると思います。
一つ一つ個別包装されていますのでお持ち帰りも楽ですし、日持ちも結構します。
箱に丁寧に入れてもらうとさらに品格が増したように思えます。
以上、名古屋銘菓にふさわしい美濃忠さんの雪花の舞でした。
ごちそうさまでした。
ごっさまもおいしいです
美濃忠さんのごっさまという変わった名前のまんじゅうもおいしいです。名古屋方言まんじゅうというそうです。
カステラとこし餡のお饅頭です。リピートして食べたくなるおいしさだと思います。
こちらも名古屋銘菓のお土産としてぜひどうぞ。