おいしい和菓子がたくさん詰まったたのしみ袋 不朽園 尾頭橋

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5月29日に尾頭橋商店街の不朽園さんに行ってきました。毎月29日は不朽園さんの不朽(フキュウ:29)にちなんで、この日だけ店頭に並ぶ和菓子があったり、たのしみ袋が売り出されたり、イベント日のようです。

今回は金山総合駅から歩いて不朽園さんに行きました。そのあと、亀屋芳広さんに立ち寄ってお散歩のお供を補給し、ナゴヤ球場を経由してJR尾頭橋までのコースを楽しく歩きました。

目次

金山総合駅から堀川七橋に数えられる尾頭橋まで

金山総合駅は名古屋鉄道、JR、そして名古屋市営地下鉄名城線の総合駅になっています。とても広い駅です。

この日も金山駅前の広場では、いつもの場所に設営されたステージで進行役の二人が楽しい掛け合いと歌を繰り広げていました。所狭しと並んだたくさんのテントの中には、おいしそうなお好み焼きやおしゃれな雑貨、それから何やたら怪しそうなものまでバラエティーに富んだ商品が並ぶにぎやかなイベントが行われていました。

なんだかいつもにぎわっている愉しい金山総合駅です。

金山総合駅
金山
名古屋
金山総合駅南口

金山総合駅の南口からスタートして、すぐに伏見通りを渡ります。

この日は競馬の祭典ダービーの日だったようで、金山の場外馬券売り場に向かう人達と同じ方向に歩いていきます。夕方のニュースで得たところによりますと、2022年のダービーでは武豊ジョッキーの騎乗が冴え渡ったようですね。前人未到6度目のダービー制覇すごいです。おめでとうございます。

堀川に差し掛かり、競馬で一獲千金の馬券購入に向かう闘志ギラギラの人たちと一緒に尾頭橋を渡ります。ウインズ金山へは橋を渡ったら右折。私はジェントルマンたちと別れ、さらにまっすぐ西に向かいます。

名古屋城築城にさして家康が福島正則に作らせた堀川

堀川は名古屋城築城に際して徳川家康が福島正則に命じて作らせた人口の水路です。1610年のはなしだそうで、相当古い歴史を持っている堀川です。堀川の流れをのぞき込むとまだまだ清流復活とまでは言えない感じがいたしましたが、最近は堀川のクリーン作戦で水質が良くなっているそうです。これからの清流復活を期待しています。

尾頭橋は堀川七橋の一番南にある橋です。ちなみに北から順番に、五条橋、中橋、天満橋、納屋橋、日置橋、古渡橋、そして尾頭橋が堀川七橋とよばれています。

堀川
名古屋
堀川
尾頭橋
名古屋
尾頭橋

昔の堀川と尾頭橋の様子を描いた絵がありました。尾頭橋は新橋とも呼ばれているそうです。絵の左上には新橋と書かれてありますね。

堀川の尾頭橋
堀川の尾頭橋

創業1927年の不朽園さんに到着

江川線の大通りの向こう側に不朽園さんの店舗がはっきりと見えてきました。不朽園さんの看板は遠くからでもはっきりわかります。看板の不朽園の金文字が輝いています。建物は名古屋市の認定地域建造物資産に認定されています。尾頭橋商店街の玄関口にあり、まちのランドマークとして親しまれているのがその理由だそうです。

この日は五月晴れのレベルを超えて夏のような日差しでした。若あゆの販売を知らせてくれる張り紙がこの日の青空によく映えています。かわいらしいあゆ菓子の絵ですね。

不朽園
尾頭橋
尾頭橋商店街
もなか
老舗
和菓子屋

不朽園と言えばおいしいもなかが有名です。名古屋のお土産にも選ばれることも多い名古屋の銘菓だと思います。ですが、お店のショーケースの中には最中のほかにもたくさんのおいしそうな和菓子がならんでいます。何を購入しようか迷ってしまいます。

店員さんが29日しか並ばない和菓子を教えてくれます。不朽園さんにとって毎月29日は特別な日だそうで、その日しか出さない和菓子があるそうです。そうなんだ。29日に不朽園さんを訪れるとこんないいことがあるのですね。

店員さんが、結果的に何を購入しようか迷う私をますます迷わせるような情報を伝えてくれます。悩み多い年頃はとっくに過ぎてしまいましたが、おいしい和菓子屋さん洋菓子屋さんの別なく、品ぞろえのよいショーケースの前では、文豪ゲーテのウェルテルほどではないけれど深く悩んでしまいます。

悩んだ挙句、1000円でいろいろ詰まったたのしみ袋を購入することにしました。なにが入っているのかはあらかじめわかります。日持ちも大丈夫だし、食べたことのなかったもなか屋の小倉トーストも入っていたのが購入の決め手です。まるみを活かした形状のたのしみ袋に不朽園さんの小豆色の包装紙が掛けられていて、特別感があります。開けるのが楽しくなる包装紙ですね。

おうちに帰ったらさっそくいただくことにしますが、何からいただこうか、また悩んでしまいそうですね。

不朽園
たのしみ袋
和菓子
詰め合わせ
老舗
尾頭橋

ナゴヤ球場までお散歩 亀屋芳広さんの尾頭橋店で塩豆大福を購入

せっかくの良い天気の週末なのでナゴヤ球場までお散歩します。ここからそんなに遠くはないはずです。途中で亀屋芳広さん尾頭橋店で塩豆大福を購入しました。亀屋芳広さんの本店は伝馬町にあります。

尾頭橋店の白を基調とした店舗が青空のしたで美しいです。亀屋芳広の書体も個性的で素敵です。

亀屋芳広
尾頭橋
亀屋芳広尾頭橋店

亀屋芳広さんのおいしい塩豆大福を散歩のお供といたしました。少し塩味の効いたやわらかいお餅が暑い日の食べ歩きにはうれしい塩加減です。さらりとしたこし餡のさりげなさがいくつも食べたくなる理由かもしれません。今日のところは一つだけにしましたが、あと一つ買っておけばよかったと少し思いました。

やわらかいお餅に赤えんどうが入っています。

亀屋芳広
塩豆大福
塩豆大福

ナゴヤ球場に到着 そのあとJR尾頭橋駅から帰宅

ナゴヤ球場は今はドラゴンズ選手の練習場になっています。二軍の試合が開催されていたらうれしいなと思いましたが、下調べもせずに向かいます。試合が行われていたらラッキーですね。

途中の高架下の壁面に野球選手の絵を発見。青と赤のラインはドラゴンズのカラーですね。かなり昔の色合いのまま残っていました。

ナゴヤ球場
高架下
ドラゴンズのカラーの赤青ライン
ナゴヤ球場
ナゴヤ球場

残念ながら二軍戦は開催されていませんでした。代わりにナゴヤ球場の横にある名古屋市露橋スポーツセンターで草野球をしている珍プレー集団を亀屋芳広さんの塩豆大福を手に見学しました。絶好の草野球日和ですね。そして絶好の塩豆大福日和でもありました。

大福を楽しんだので、尾頭橋駅からそろそろ帰宅します。家についたら不朽園さんのおいしい和菓子をいただくことにします。

大納言最中 水羊羹 若鮎 もなか屋の小倉トーストの紹介は次の機会に

今回はお散歩をしたコースをなぞってみました。

おいしくいただいたたのしみ袋の中身の紹介は次回にします。

fukyuuenn-otoubashi-tanoshimibukuro

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この記事を書いた人

おいしいものにめがない愛知県民です。今は主に名古屋市で食いしん坊生活を満喫しています。名古屋にいながらいただくことのできる日々の和菓子と洋菓子、どちらもおいしく感謝していただいております。おいしい銘菓を求めて、たまには愛知を離れて全国を旅行したいと思っています。

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