広島の廿日市市宮島口にある古今和洋菓子処古今果本店まではなかなかいけませんが、デパ地下に出張販売店がありましたので、さっそく購入いたしました。
今日が最終日だったそうで、夕刻にギリギリ間に合いました。よかったです。
あんころねをいただきました
古今果さんは藤い屋さんの洋菓子部門のようです。宮島口にあるおしゃれな外観のお店です。店舗は中村拓志氏によるデザイン。中村拓志さんは両口屋是清東山店を設計した隈研吾氏に師事していた天才建築家ですね。
ココンカさんは店舗の外観がユニークなだけでなく、販売されているお菓子もアイデア溢れるものがいっぱいあるお店だと思います。
あんころねをいただきました。パイ生地がサクサクなのは基本ですね。とてもおいしいパイ生地です。
中に詰まってるのが、なめらかなクリームと甘さ控えめな粒餡です。
コロネに餡が入っているあたりが、きっと、和とか洋とかの区別をこえたお菓子という主張なのでしょう。美味しいです。
あんころねというひらがな表記がとても考えられていると思います。イメージにぴったり。
クリームと餡を包むパイ生地のサクサク感を失わず、しかもしっとりとした、軽さというか重さというか絶妙な計算もすごいなと感心いたしました。素材のバターが美味しい。
藤い屋さんのもみじまんじゅうも次回ぜひ
藤い屋さんはよく出張してきてくれるイメージがあります。もみじまんじゅうの出張販売が来てくれるとうれしくなってついついいろいろな味を少しづつ試してみたくなりますね。
カステラ生地の中にはこし餡、粒餡、抹茶餡のほかにチョコレートやカスタードクリームもありますね。もともと和とか洋とかの区別なく、おいしいお菓子を私たちに教えてくれる老舗菓子屋さんです。
もちろん、基本になるのはこし餡だろうと思います。おいしいです。
大鳥居サブレ
今回の出張販売で大鳥居サブレが売られていました。
どうしようかなと思いましたが、このサブレは昭和49年ごろまで販売されていた商品を45年の時を経て復刻したのだそうです。
あの有名な宮島の厳島神社の大鳥居をかたどったサブレです。面白いですね。
復刻というのは古今果さんの本領発揮といったところなのではないでしょうか。
次回の出張販売の際には、ぜひ食べてみようと思います。