覚王山、本山方面に用事があって、土曜日は東山線に乗って名古屋の東方面に向かいました。ちょっと夏を思わせる陽気となった週末でしたね!長袖のシャツ一枚で快適に外出しました。街を散歩するには絶好のうららかな1日でした。
覚王山には美味しい和菓子屋さんがたくさんありますね
覚王山日泰寺の参道には美味しいスイーツのお店がたくさん並んでいます。コロナ禍にリニューアルしたり、移転してきたりして、おいしいお店がますます増えました。
みたらしだんごの美味しいお店から斬新なデザインのケーキがおいしいシェ・シバタさん。それからお値打ちなアップルパイのおいしいお店や、美味しいおしゃれなドーナツ屋さんのZARAME NAGOYAさん、魅力的なレパートリーを揃えたプリン屋さんのココノン覚王山もあります。さらにはお芋のスイーツを売っている人気のお店もできたり、わらび餅屋さんまでできてました。
スイーツに目がない人にとっては、本当にありがとうと心から感謝の言葉を口にしたくなる覚王山日泰寺参道です。
ここまで、スイーツ通りになったのはシェ・シバタさんがお店を構えられたのがきっかけという話を聞いたことがあります。そのシェ・シバタさんもコロナ禍にリニューアルしてますます洋菓子屋さんなのにどこか和を感じさせてくれるお店となっています。参道のイメージを大切にしていただいているのかなあと思います。
鬼まんじゅうが有名な梅花堂さんもあります。鬼まんじゅう以外の和菓子もボリュームがあって美味しいです。
もちろん地下鉄東山線覚王山出入口横には不老園さんもあります。不老園さんのショーケースにはおいしい和菓子がたくさん並んでいて、どれにしようかいつも迷ってしまいます。大好きな和菓子屋さんです。店員さんも優しいです。
覚王山と言えば梅花堂さんの鬼まんじゅうもおいしいですね。電話で予約したほうが確実に購入できます。とても人気のある鬼まんじゅうですが、梅花堂さんのそのほかの和菓子もボリュームもあっておいしいです。
万年堂さんが新栄から覚王山に移転しました
昨年新栄から覚王山に移転されました万年堂さんで和菓子をいただきました。
お店がシンプルでかっこいいですね。万年堂の看板が素晴らしいです。新栄にあったお店も素敵でしたが、覚王山に移転されても威厳のある美しさです。
藤結び 万年堂さんの生菓子
万年堂さんは干菓子が有名ですね。おちょぼや松露糖、石ケ根がセットになっているのもありまして、今回は自宅用に購入しました。
そんな干菓子もおいしいですが、生菓子もおいしいです。そこで、日泰寺参拝の帰りに休憩も兼ねて店内で藤結びをいただきました。生菓子はショーケースの右のほうに並べてありました。どれもおいしそうです。中でも藤結びは見た目の美しさにうっとりしてしまいました。白と紫の色合いが美しいですね。
和菓子職人さんの頭の中を覗いてみたいです。原型はあるにせよ、それをアレンジして見事なアートを披露してくれるのですから、尊敬です。アートに心が揺さぶられます。
真ん中に白い和紙に包んでおかれているのはおちょぼでした。サービスでいただきました。おいしいのをありがとうございました。
帰りにお店のインスタの案内用紙をいただきました。帰りの地下鉄に揺れれながら、美しい和菓子の写真を堪たくさん堪能できました。
万年堂の由来
万年堂さんのホームページによりますと、万年堂さんの始まりは江戸時代に三重県津市で桑名屋として創業された菓子舗だそうです。三重県の津市が始まりなのですね。
そして、昭和24年、名古屋で創業する際、親戚筋にあたる京都亀末廣(文化元年創業)当主より万年堂の屋号を贈られたそうです。
亀末廣さんが親戚筋というのが面白いですね。亀末廣という和菓子屋さんは、烏丸御池駅近くにある外観からはっきりわかるほどの長い歴史のある素敵な和菓子屋さんですね。亀末廣さんの和菓子をいただいたことはまだ一度もないので、ぜひ伺ってみたい京の和菓子屋さんです。
店内には萬年堂と書かれた額があるそうですので、ぜひ見てみたいと思います。小曽根乾堂による書だそうです。幕末のドラマに登場してくる坂本龍馬を支えた人物ですね。お宝です。
創業の地は名古屋市中区南伊勢町というのは今の名古屋市中区栄3丁目あたりだそうです。そして、昭和44年からおよそ半世紀、東区東桜二丁目で営業をし、コロナ禍の令和3年に千種区山門町に移転されました。
先月、覚王山日泰寺参道に用事があって訪れた際に、万年堂さんがこちらに移転されてきたのを知りました。今回ようやくお店を訪れることができて楽しかったです。
三重と京都の流れをくみ、名古屋で愛される万年堂さんです。
自宅用におちょぼと松露糖、そして石ケ根がセットになった、その名も三本柱を購入しましたので、ゆっくり楽しみたいと思います。